“ヘアドネーション(髪の毛の寄付)”で髪を失った子ども達に笑顔を!

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ラディッシュ企画編集室のオハラです。
暑いし髪でもバッサリ切っちゃおうかな~なんて考えてる方はいませんか?その切った髪の毛、誰かの役に立つかもしれません!

病気やケガなどで頭髪を失った子どもたち(18歳以下)に医療用ウイッグ(かつら)を贈るため、髪の毛を寄付する『ヘアドネーション』という活動をご存知でしょうか?ロングヘアがトレードマークだった柴咲コウさんやベッキーさん達が協力したことで活動が全国的に知られるようになりました。
昨年うちのお嫁ちゃんも、結婚式後に髪をバッサリと切りヘアドネーションに参加。今回はそのお話をお聞き下さい。

ヘアドネーションとは

子ども向けの医療用ウイッグは大変少なく、また高価であるためなかなか行き渡らないのが現状だそうです。
そこで、今から10年前に大阪の美容師さん達がNPO法人『Japan Hair Donation &Charity(JHD&C=ジャーダック)』を設立。
髪を失いストレスを抱えた子ども達に前向きになってもらえるようにと、フルオーダーのウイッグを子ども達に無償で提供する活動を始めました。

ウイッグにできる髪の毛の条件

 

①31センチ以上の長さがある
②くせ毛や髪質は問わない
③白髪でもOK
④パーマ、カラー、ブリーチをしていてもOK(引っ張ったらすぐに切れてしまうほどのダメージがなければ大丈夫)

一人分のウイッグを作るには31センチ以上の髪の毛が20~30人分必要だそうです。
ロングヘアを希望するお子さんも多いのですが、その為には50センチ以上の髪が必要だそうです。

髪の毛を寄付する方法

この活動に賛同しているサロンに申し出て切ってもらえば、直接ジャーダックに送ってもらえるので手間がかかりません(各地域のサロンの情報はコチラ)

うちのお嫁ちゃんの場合、行きつけのサロンで美容師さんに相談したら快く引き受けて下さったそうです。自分で切る場合も、幾つかにブロッキングしてから切ると長さが揃って後の処理もカンタン。

手続きの仕方

ジャーダックのHPから『ヘアドナーシート』をプリントアウトして、内容を記入し髪の毛と一緒に送付します。
受領証を希望する人は『返信用封筒』を同封。受領証はこんなに可愛くて飾っておきたくなる感じ。

 

髪の毛の寄付ができない方には他の方法も!

ヘアウイッグを作るには、髪の毛だけでなく色々な費用がかかります。ジャーダックでは資金の寄付も募っています。(詳しくはコチラ
また、15センチ以上の髪の毛を受け付ける団体もあります。この場合は、美容師さん達のヘアカット練習用のカツラになるそうです。

まとめ

お嫁ちゃんだけでなく、私の友人も、結婚式を機にヘアドネーションしました。

この活動が少しずつ浸透していると実感しつつある今日この頃。子ども達の笑顔の花が沢山咲くことを願って、自分にできることから始めてみませんか?

詳しくは、NPO法人『Japan Hair Donation &Charity(JHD&C=ジャーダック)』のHPをご覧ください。

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小原 由美

ラディッシュ企画編集室で主に、リフォーム記事、イラスト、筆ロゴを担当しています。 趣味は朗読・絵本・芝居観賞。『朗読シアターKOBE』に所属し子どもから大人の方達の元へおはなしの楽しい世界をお届けしています! 福祉住環境コーディネーター2級、カラーセラピスト、FM千里カタリスト。
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