昨年11月、当ブログにご登場いただいたカウンセリングハーブティーサロンMonjoie(モンジョア)。今回は、いきいきと輝くオーナー高野亜紀さんをご紹介します。
今から約10年前、慣れない子育てをする中で自分の時間を愉しむため布小物を製作していた高野さん。ベビー用ポーチ、ブランケットなどお気に入りのアイテムがそばにあるだけで幸せな気分になった。
しかし、子どもが増えるにつれ色も形もバラバラな生活用品が溢れ「家の中をもっと自分好みの空間にできたら・・・」と強く思うように。そんな時に出会ったのがカフェミナージュ。既製の雑貨に生地や壁紙を貼って飾るクラフトによって家がみるみる素敵な空間に変わり、心まで晴れやかになっていった。
彼女の手にかかると、おしりふきケースやティッシュケース、コロコロクリーナー、ごみ箱がエレガントな小物に変身する。「カラフルな蓋が付いたおしりふきケースの存在が私にはとてもストレスだったんです。それが、カフェミナージュで魔法のように素敵な小物に生まれ変わりお部屋のインテリアとして楽しめた。目からウロコでした」。
その後、カフェミナージュ®の認定講師資格を取得し2016年から自宅で教室を開催。カフェミナージュに出会った事で感じた幸せを多くの女性と分かち合いたいと教室の名前をMonjoie（私の幸せ）と名付けた。
子供たちが保育園に通うようになると、百貨店、イベント会場、保育園や介護施設など様々な場所で教室を開催し、InstagramやFacebook、minneで販売も始めた。しかし、2020年新型コロナの影響でイベントなどの活動がすべて中止に。
活動自粛を余儀なくされる中、動けない時間をチャンスと捉えた彼女は、もともと興味があったというメディカルハーブカウンセラーの資格を取得。更に9月には駅前に部屋を借りてカウンセリングハーブティーとハンドメイドレッスンのサロン「Monjoie」をオープンさせた。
関連記事▶カウンセリングハーブティーサロン『Monjoie（モンジョア）』
彼女のサロンはオープンして間もなく女性誌HanakoやCLASSY.に取り上げられた。「健康や美容をサポートするメディカルハーブティーは今とっても注目を集めているんですよ」。
サロンを訪れる人は様々。月経異常や冷え症など女性特有の悩みを抱える人や、不眠症や自律神経失調症、最近では子どもの花粉症やアレルギーの相談も多いという。「ストレス社会の現代は、目に見えない不調を抱える人も多いんです」。高野さんはどんな小さなつぶやきも聞き逃さないよう丁寧にカウンセリングし、一人ひとりに合ったハーブを調合する。
「未病などの悩みを人に打ち明けるのはすごく勇気がいります。ここに来て話すことで少しでも気持ちが楽になれば…」。彼女自身、産後ウツや自己免疫疾患を患った経験があるからこそ、苦しんでいる人の心に寄り添えるのだろう。
もうすぐオープン1周年を迎えるサロン「Monjoie」。ある時はハンドメイドの和やかな会話が飛び交い、ある時はハーブの香りに包まれる。高野さんの周りにはいつも人が集い、パワーをチャージして帰っていく。「みんなに元気になってもらえること、それが私にとっての幸せです」。優しくおっとりした雰囲気だが、取材を通して感じたのは大きな包容力と思いを貫く芯の強さだった。
現在は漢方や医薬品登録販売者資格の勉強中。高野さんは歩みを止める事なくこれからもステップアップを続け、益々活躍の場を広めていくのだろう。
ﾊｰﾌﾞﾃｨｰ&ﾊﾝﾄﾞﾒｲﾄﾞｻﾛﾝ『Monjoie』
住所：神戸市北区南五葉２-１-６メゾン南五葉3022021.5.25 移転➡神戸市北区鈴蘭台東町5-4-27（鈴蘭台駅から親和女子大学方面へ徒歩6分）
ＴＥＬ：070-8423-2435
営業時間：９時30分～17時（15時半最終受付）
定休日：土・日・祝 ※完全予約制
※サロンのお問合せは『こちら』
※カフェミナージュのインスタは『こちら』
※メディカルカウンセリングハーブティーのインスタは『こちら』
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今井令子
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