四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」~心あたたまるメッセージをあなたに!
じゃのひげ(蛇の髭) Ophiopogon japonicus
別名:りゅうのひげ、ねこだま ユリ科 常緑多年草 開花:7~8月
《文中より抜粋》
山道の両側に群生。ランナーでふえる。庭のふちどりにも使われる。実際にはもっと多くの葉でおおわれ果実に見える青い種子は見えない。葉をかきわけると出てくる。るり色のものが果実ではなく種そのものということをはじめて知りあらためてびっくり。地面に投げつけるとはずむ。子どもの頃、すす玉といって竹筒のてっぽう玉にして遊んだという話をききました。果実のように見える種子をもつものは、ヤブランとジャノヒゲだけだそうです。花茎は扁平。花は7~8月。葉が30~40㎝もあるのでナガバノジャノヒゲかも。
《ラディッシュ企画編集室より》
「じゃのひげ」は普段からよく目にしますが、葉の下に小さな花を咲かせたり青い種子ができることを初めて知りました。種を大事に守っているようですね。
作者 浜口のぞみさん 神戸市在住
「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。
《浜口さんの植物観察写真》
~冬の赤い実シリーズ~ 2023年1月神戸市北区にて撮影《写真上》左: バラの実 右:南天
《写真下》左: くろがねもち 右:からすうり
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田嶋 直子
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