【神戸散歩/須磨寺周辺】歴史・潮の香り・老舗の味を堪能!

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ラディッシュ企画編集室クニマツです。外気温が下がり過ごしやすい季節になると、どこかに出掛けたくなりますね。これからは全国各地の紅葉便りも気になるところ。昨年の秋に行った須磨寺周辺はこの時期におすすめのお散歩コースです。歴史探訪、海辺の散策、老舗のお寿司に舌鼓・・・三宮から電車に乗ること約20分でちょっとした旅行気分が味わえますよ♪

須磨寺

山陽電鉄「須磨寺駅」で下車して商店街を北に5分ほど歩いたところ。仁和2年(886年)創建。正式名称は上野山福祥寺(じょうやさんふくしょうじ)ですが、古くから「須磨寺」の名で親しまれてきました。平敦盛が愛した青葉の笛、敦盛の首塚、義経腰掛の松、弁慶の鐘など多くの重宝や史跡があり「源平ゆかりの古刹」として全国的に知られています。
仁王門へと続く真っ赤な龍華橋。門をくぐって、いざ須磨寺へ!
境内の紅葉が見事に色づいています(昨年11月下旬に撮影)。
火災、洪水、地震などの災害によりたびたび建て直された本堂(重要文化財)。現在の建物は1602年に豊臣秀頼が再建し創建当時の姿に復元したのだそう。
屋根の下に横たわる古木は「義経腰掛の松」。一の谷の合戦後、源義経がこの松に座って討ち取った平敦盛の首や笛を確かめたと言われています。
少し離れたところにある「あつもりの首塚」。1184年2月7日、16歳の若さで亡くなった平敦盛の首が葬られています。胴体は須磨浦公園の敦盛塚に葬られたのだとか。「神戸のこのあたりでも源平合戦が繰り広げられたんだ・・・」若くして亡くなった敦盛を思うと、胸がいっぱいになりました。
三重塔のあたりも紅葉の映えスポット。
澄んだ空気に美しい紅葉。境内を散策するだけで心が洗われるような気がします。
源平ゆかりの品々が数多く展示されている宝物館を巡って、須磨寺を後にしました。

須磨寺周辺ぶらり

老舗のお寿司屋さん「志らはま鮨」

山陽電鉄「須磨寺駅」を降りてすぐの門前商店街にある「志らはま鮨」は昭和初期の創業。昭和の香りがぷんぷんの佇まいです。昔からお寺の参拝客に大人気のお店で、手土産にと遠方から来店されるお客様も。
私は盛り合わせをテイクアウトしました。柔らかい焼穴子に卵にかんぴょう・・・「須磨海岸で海を眺めながら食べたら、さぞかし美味しいだろうな!」

綱敷天満宮

山陽電鉄「須磨寺駅」から南に5分ほど歩いたところにある「綱敷天満宮」は979年に創建。学業の神様、天満大神菅原道真公が祀られ、地元では須磨の天神様と呼ばれています。
道真が大宰府へ向かう途中、風雨を避ける為に立ち寄ったのが須磨の浦。その時、土地の漁師が漁に使う大綱で巻き円座を作って道真をもてなしました。それがこの天満宮誕生の由来ですって。

須磨海岸

天気がいい日は是非、須磨海岸へ。「綱敷天満宮」からぶらぶら歩くこと数分で視界に海が広がってきます!
青空にくっきりと映える赤灯台。
遊歩道がどこまでも続いていて・・・海を眺めながらのウォーキングやランニングはすごーく気持ちいい!
沖に出る釣り船に乗り込もうとする人達。何が釣れるのかな?

さようなら「スマスイ」

海岸からJR「須磨海浜公園駅」に向かう途中、三角屋根の神戸市立須磨海浜水族園(通称スマスイ)を見ることができました。35年の歴史に幕を下ろす寸前の姿にウルウル(2023年5月31日閉館)。娘が小さかった頃によくお世話になった施設に「ありがとう」が言えて良かった!新しい水族館は2024年6月に開業予定だそうです。

朝、家を出てから半日間のプチ旅行はかなりの充実感を味わうことが出来ました。帰りはJRで三宮へ。

そして旅の〆は三宮 “ミュンヘン大使館” の生ビールで「乾杯!」と相成りました。

まとめ

たった半日で旅行気分が味わえる “須磨寺周辺の神戸散歩” に大満足!「灯台下暗し」・・・神戸にはまだまだ私が知らない良いところが沢山ありそうです。次回はどっちを向いて歩こうかな??またご紹介しますね。

10/29 須磨夜音 (SUMA YAON)開催!

2023年も荘厳な音楽法要祭が繰り広げられます。真言宗・天台宗僧侶による声明にあわせ、元ブルーハーツドラマー梶原徹也率いる「神妙」や一絃琴(須磨琴)の演奏との共同奉納会!Kiss FM KOBEの人気DJ 中野耕史の語りとともに秋の夜空の下、幻想的な空気に包まれながら平和への祈りを奉げます。

日時:10月29日 18:00開演
参加費:無料
雨天時:中止
※公共交通機関で御越しください。

11月の講習会

トムコdeレッスン(1Day)

11月14日(火)に開催される【トムコdeレッスン】は、岡田白雲先生による絵手紙講習です。初心者の方、大歓迎です♪
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場所:トムコ西鈴蘭台店
開催日:11月14日(火)13時半~
講習費:500円
持ち物:なし
申込締切:11月8日(水)

岡田白雲先生の作品集はコチラ

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国松恭子

山形県出身。 2000年からラディッシュ新聞企画編集室でお客様作りに励んでおります。 趣味はシルバーアクセサリーやレザークラフト、帯バッグ、ボタンのネックレス....。古い帯や着物のを見ると「何か素敵なものに再生できないかなー?」と手が動いてしまいます。 会社でイベントがある時はカッターナイフを手に段ボールをリメイク! 愛犬のジャックラッセル「アルちゃん」が癒し。
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