【大人も絵本を楽しもう♪】おうち時間が豊かになる絵本 5選

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こんにちは!ラディッシュ企画編集室のオハラです。行動制限の解かれた今も、まだまだ心がスカッと晴れない毎日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?こんな時、私は本棚から絵本を取り出します。私にとって絵本は、退屈な時を特別な時間に変えてくれる魔法のツール。今回はコロナ禍の今、大人の方におすすめしたい5冊を選んでみました。

旅の絵本シリーズ  安野光雅/作   福音館書店

旅に出たい!と、思っている方にオススメ

一人の旅人が海辺に辿りつきます。そこから馬にまたがり、ゆっくりゆっくりと始まる物語。辿りついた国の自然や街並み、人々の暮らしが美しく繊細な筆致で描かれています。画家 安野光雅さんが手掛ける “旅の絵本” シリーズは、文字の無い “絵” を楽しむ絵本。

ページをめくるとスッと本の世界に引き込まれ、いっきに旅をしている気分に!目を凝らしてよ~く見ると、その国にちなんだ有名な童話や、映画のワンシーン、名画の一部など様々なストーリーが盛り込まれていて、イギリス編にはビートルズの姿も。本を開く度に新しい発見があり、時間を忘れて楽しむことができます。

はるとあき  斉藤倫・うきまる/作  吉田尚令/絵 小学館

会えない人のことを想う・・ そんな夜にオススメ

春・夏・秋・冬と巡る季節。ある時ふと、はるは思います「そういえば わたしは あきにあったことがない」。あきってどんな子? ふゆに尋ねると「あきって あったかい こよ」なつに尋ねると「あきは つめたい やつだぜ」あきのことを知りたいと思ったはるは、手紙を書いてなつに託します。こうして始まるふたりの往復書簡の物語。

季節のうつろいが、とても柔らかな色彩で描かれています。素敵な物を見つけた時に「あのこに見せたいな」と思う気持ちって誰にもありますよね。会いたいけど会えない、でも心は繋がっている・・互いのことを思いやる優しい気持ちが溢れる絵本です。

↑作家 吉田尚令さんのサイン入り絵本は、私の宝物!

ふくろうくん アーノルド・ローベル/作 三木 卓/訳 文化出版局

ひとりぼっちって寂しいな・・そんなことを思った時にオススメ

ひとりで暮らすふくろうくんの “ひとりぼっちだけど寂しくない” ちょっぴりへんてこな日常を描いた五つのおはなし。

どこまでも自分についてくるお月様に話しかけてみたり、悲しいことを思い浮かべて溜めた涙でお茶を沸かしてみたり、1階と2階を同時に見たいと、階段を上に下にと駆けまわったり・・端から見ると、ひとりでバタバタしているだけのようだけど、本人はいつでも大真面目!ひとりぼっちでもふくろうくんのような想像力があれば毎日が大忙し!本を閉じた後も、しばらくほのぼのした気持ちが心に残る一冊です。

あさになったのでまどをあけますよ  荒井良二/作 偕成社

かわりばえしない毎日がイヤになっちゃった!そんな人にオススメ

山の中で、大都会で、海辺の町で・・様々な場所に暮らす子ども達が「あさになったのでまどをあけますよ」と言いながら部屋の窓をパーッと開ける。画面いっぱいに描かれた清々しい朝の光に、思わず深呼吸したくなります。

東日本大震災の起きた年に発表されたこの作品には、何気ない日々が繰り返されること、変わらない景色がそこにあること・・幸せはそんな中にあるのだという荒井良二さんのメッセージが込められています。
小さなしあわせを大切に感じられる自分でありたいなと思わせてくれる一冊。絵が美しいので、インテリアとして飾るのもオススメです!

しつもんブック100 tupera tupera/作 青山出版

あ~退屈!と思った時にオススメ

作家のtupera tuperaさんが “コミュニケーションブック” と名付けた絵本。1ページにひとつずつ100の質問が書かれているので、好きなページを開いて質問し合うことができます。「じぶんを やさいに たとえると?」「おかしでいちばん なにがすき?」と言ったものから、「とうめいにんげんに なれたら どんなことしたい?」と言うユニークなものまで。さぁどの質問をしようかな?どんな答えが返ってくるかな?

大人同士で遊ぶと、思わぬ答えに相手の知らない一面が見えたり、とんちの効いた答えが返ってきて感心したりすることも。夫婦、家族、友達、初めて会った人・・老若男女この一冊があれば、会話が盛り上がること間違い無しです。手のひらサイズの小さな本だから気軽に持ち歩けるのも人気。どこでも、誰とでも楽しめて、退屈なんて吹き飛びますよ!

まとめ

あ~つまらない!どこかに行きたい!そう思ったら、ぜひ絵本を開いてみて下さい。豊かな世界がそこにあります。絵本は“子どものもの”と思われがちですが “子どもから大人まで誰もが” 楽しめるものです。10分あればほぼどれも読めてしまうので気分転換には最適!日々忙しくしている大人の方にこそぜひ、手に取って欲しいなぁと思います。

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小原 由美

ラディッシュ企画編集室で主に、リフォーム記事、イラスト、筆ロゴを担当しています。 趣味は朗読・絵本・芝居観賞。『朗読シアターKOBE』に所属し子どもから大人の方達の元へおはなしの楽しい世界をお届けしています! 福祉住環境コーディネーター2級、カラーセラピスト、FM千里カタリスト。
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