【花のスペシャリスト 澤さんの園芸豆知識】鉢花の水やりについて~ホピー鈴蘭園~

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ペチュニア、サフィニア、インパチェンス・・・強い日差しをものともせずに夏の花が咲き誇っています。【花のスペシャリスト 澤忠志さんの園芸豆知識】、今回は鉢花の水やりについて教えていただきます。

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鉢花の水やりについて

寄せ植えの花がシンナリと元気がない・・・なんてことはありませんか?もしかして水やりの仕方が間違っているかもしれませんよ!

遠くにある鉢に向かってホースで水やりをする・・・これはNG。植物の根元に丁寧に水をあげてくださいね。土全体に満遍なく、鉢の底から水が流れ出てくるまでたっぷりと。

水やりはただ水を与えるだけでなく、土中の不要物を流し出し、土に新しい空気を送り込んで循環させるという作用もあります。もうひとつ大切なことは、土を乾かしてあげること。喉が渇くと水を求めて根が動き出すんですよ。養分を吸収しようとスイッチが入ったらしめたもの。水やりと乾燥のさじ加減が肝心!

夏の水やり

四季を通して水やりは基本、朝です!夏場も朝の涼しいうちに水やりをして下さい。日中に水やりをすると、与えた水がぬるま湯になり根を蒸らしてしまうのでNGです。ただ、夕方、花や葉の様子を見て元気がなければもう一度水をあげましょう。何日も水やりができず完全に水切れしている場合は、鉢ごとバケツに浸して(1~2分)から引き上げ、日陰で養生させてください。夏場はホースやジョウロにたまった熱湯をかけないよう、水やりの前に水温チェックして下さいね。

※植物を育てる上で、一番大切なことはしっかりと花の様子を観察することだそう。

「ホピー鈴蘭園」からの花便り

《ヘリオトロープ》

神戸市西区伊川谷町の生産農家さんと一緒に共同企画したヘリオトロープ。大振りで体力のあるサイズ感で生産しているので、暑い時期でも鉢植えや地植えができるそう。「失敗しないサイズ感」がコンセプトだそう。黒いゴージャスな鉢がよく似合いますね。

《ルドベキア》

こちらも同じ生産農家さんとのコラボ企画「失敗しないサイズ感」のルドベキア。苗のサイズが小さすぎて、大きくなる前に枯れちゃった・・・などということがないよう、大き目サイズで元気な苗を生産。「ほら、めちゃめちゃ元気でしょ!」と澤さん。

《エキナセア》

ヨーロッパで育成された品種です。和名はバレンギク。
八重、一重、色のバリエーションも豊富なエキナセア。こちらのエキナセアは緑からピンクへと変化する様子が楽しめます。

《エキベキア》

ルドベキアとエキナセアのミックスです。

ルドベキアの切り戻しについて

ひと通り開花して草姿が乱れてきたら(8月頃)、株下から4~6枚の葉を残してカット。切り戻してあげましょう。暑さが落ち着いて涼しくなると株に勢いが戻り、秋に再び花姿を楽しむことができます。

秋から冬にかけ、葉が枯れてきたらキレイにクリーニング。思い切って株の上からばっさりとカットします。

冬の間は(地植えでも鉢植えでも)、土の状態と気温を確認しながら3日~5日に1回ほどのペースで水やりをしてください。「凍るといけないからしばらく水やりをしなかった」それが原因で枯らしてしまうことも少なくありません。成長に動きがなくても植物は生きていますからね。

何度もリセットできるのが宿根草の魅力!上手に育てれば翌シーズンはより見事な花姿を見る事ができます。
「昨年ホピーさんで買った1株が今年はこんなに見事に育った」こちらはお客様宅のルドベキア。

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「ホピー鈴蘭園」の澤さん

「優良な生産者さんが育てたコンディション良好な苗を仕入れ、鮮度が落ちないうちにお客様に手渡すこと。それが僕の使命です」。花のスペシャリストとして日夜奮闘する澤さんはお客様の質問や困りごとにもとても丁寧に応えてくれます。

店舗紹介

夢と緑を運ぶ店ホピー(有)鈴蘭園

住所:神戸市北区南五葉6-13-4
電話:078-592-1108
営業:9時~18時30分
定休日:木曜日
Intagram:『夢と緑を運ぶ店ホピー』

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国松恭子

山形県出身。 2000年からラディッシュ新聞企画編集室でお客様作りに励んでおります。 趣味はシルバーアクセサリーやレザークラフト、帯バッグ、ボタンのネックレス....。古い帯や着物のを見ると「何か素敵なものに再生できないかなー?」と手が動いてしまいます。 会社でイベントがある時はカッターナイフを手に段ボールをリメイク! 愛犬のジャックラッセル「アルちゃん」が癒し。
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