小寒、大寒、立春が過ぎ暦の上ではもう春!
今年は「二十四節気」をテーマに、季節の移ろいを感じながら暮らしたいと思っているラディッシュ企画編集室のクニマツです。節分の次の日に雛人形を飾り、家の中がいつになく華やいでいます。
春はどこか外に出掛けたくなる季節!ご家族やお友達とランチを楽しむならここ!穴場のランチ処をご紹介します。
目次
- 赤い屋根がトレードマーク
- オーナーシェフの平竹圭祐さん
- 「Toir rouge (トア ルージュ)」のおすすめメニュー
- まとめ
赤い屋根がトレードマーク
昨年10月、神戸市北区星和台の星和高原ゴルフセンター内にオープンしたフレンチカフェ「Toit rouge (トア ルージュ)」。toir rouge はフランス語で『赤い屋根』という意味で、その名の通り、ゴルフセンターの赤い屋根がこの店のトレードマークになっています。
ゆったりと明るい店内。窓の向こうには淡路島、手前には北区の美しい緑。素晴らしい眺望もまたこの店の美味しさのひとつです。
オーナーシェフの平竹圭祐さん
若い頃、大きな夢を抱き海外へ。平竹さんは世界的な食の都、フランスのリヨンで料理を学んだそうです。
この写真は見えにくいですが、リヨンの料理組合のシェフ達が一堂に会した時のものです。
この中に平竹さんも写っていて、な、な、なんと、前列中央には仏料理界の巨匠、ポール・ボキューズやアラン・シャペルも!世界的に有名なシェフと同じ時期に同じ場所で同じ空気を吸っていたとは…驚きです。
平竹さんは帰国後、神戸のフランス料理店で腕をふるってきました。
「Toir rouge (トア ルージュ)」のおすすめメニュー
肉、魚、パスタなどのランチは月ごとに内容が変わります。
焼きたてパンからデザートまで、手間暇をかけたシェフのこだわりが味わえるセットメニュー(1800円~)が一番のおすすめです。
大皿を彩る前菜
パテやベーコンなどのシャルキュトリー(肉の加工品)は全て自家製。市販のものとは別次元の美味しさです。
「日本人好みにアレンジしたりせず、あくまでもフランスの伝統的な味を大事にしています」
南仏プロバンス地方を代表する”牛ほほ肉の煮込み”
こちらは平竹シェフのもっとも得意とする料理です。南仏リヨンの専門学校時代に仕込んだ本場の味を再現。ほろりととろける肉の柔らかさといい、コクのあるソースといい、頬っぺたが落っこちそう!
手打ちのパスタ料理
もちもちしたパスタにカルボナーラやボロネーゼの旨味ソースをたっぷり絡めて召し上がれ!
アフリカの珍魚、白身魚のプレート
「料理の満足度を上げるには食感も大切です。」アクセントに散りばめられた松の実やアーモンドが五感を存分に楽しませてくれます。
昼下がりのカフェタイムには見目麗しいスイーツで極上のひとときを!(ドリンクは420円~)
半生に焼き上げたガトーショコラは「甘さ控えめな大人の味」とグルメな主婦達に大評判です。
カウンター越しにお客様の食事のテンポをうかがい、ちょうどいい頃合いを見定めながら調理の手を進める平竹シェフ。
まとめ
神戸に居ながらにして本場南仏の味が楽しめるフレンチレストラン「Toir rouge 」。
卒業、入学シーズン、PTAの集いや友人とのランチで目新しいレストランをお探しの方は是非この店に足を運んでみてはいかがでしょう!
ラディッシュ新聞176号に掲載
フレンチカフェ「Toir rouge(トア ルージュ) 」
住所: 神戸市北区星和台5-7-4
星和高原ゴルフセンター内
電話: 078-224-0500
定休日: 水曜、木曜日
営業時間: ランチタイム 11:30~14:30 (L.O.14:00)
カフェタイム 14:30~18:00 (L.O.17:30)
駐車場: 多数有り
国松恭子
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