こんにちは!ラディッシュ企画編集室のオハラです。リゾートアイランド淡路島に日本屈指の美人の湯が湧き出ているのをご存じでしょうか。今回ご紹介するのは、淡路島に夫の実家があるオハラが自信をもってオススメする温泉です。
そこは南あわじ市伊加利(いかり)にある、うずしお温泉“湯の川荘”。写真奥に見える建物が湯の川荘で、そこのお湯がべっぴんの湯と言われています。
なんだか地味な温泉施設だな・・と思った方もいらっしゃることでしょう。
それもそのはず。看板をよ~くご覧下さい。ここは“湯の川荘”という名の老人福祉センターなのです。センター内のお風呂の泉質が良いと評判になり、広く一般にも開放しよう・・ということになったのか、温泉施設として誰でも入ることができます。
入口の引き戸をガラガラっと開けると、地元のおばちゃま達が当番で務める受付があります。料金は市内在住者とそれ以外、また年齢などで細かく分けられています。カラフルな札から自分に該当する色を選んで受付に渡し料金を支払うシステム。少し前までは温泉マニアにしか知られていないような場所だったのですが、最近人気になってきたようで、市外の人の料金がグッと上がってしまいました(涙)
建物内には浴室が二つ。少し広さが違っていて、定期的に男湯と女湯が入れ替わります。窓から陽射しが射しこむ浴室には、大きな浴槽がひとつと洗い場にシャワー付きのカランが10個ほど並んでいるだけ。いたってシンプルなつくりでジャグジーなどの設備は一切ありません。
スーパー銭湯のような設備はなくても、私がこのうずしお温泉をスーパーオススメしたい理由は、なんといっても泉質の素晴らしさ!無色透明、無臭のお湯はびっくりするほどぬるぬるで、まるでスキンケアローションの中に身体を浸しているようなんです。美肌の湯という名の通り、お風呂上がりもず~っとしっとり感が続きます。
ツルツルスベスベの秘密は、お湯の中に炭酸水素イオンいわゆる重曹成分がた~っぷりと含まれているから。炭酸水素イオンが1kg中に4040mgもあるというのは日本屈指の数値なのだそう。日本三大美人の湯と言われる“龍神温泉・白浜温泉・有馬温泉”に匹敵する濃さ!なんですって。
浴室内にはシャンプーやボディソープなどのアメニティグッズは一切置いていないので要注意。今までは各自が持参するしかなかったのですが、この間久しぶりに行ったら受付の所でお風呂セットを販売していました。
うすしお温泉100%の天然化粧水シリーズも!
地元で採れた野菜や果物も販売されています。カゴごとに販売者が違うので、お金を違う人の料金箱に入れないように気をつけて下さいね。
駐車場には、うずしお温泉の源泉が汲める場所があります。自宅で温泉気分もいいですね~♪
のどかな玉ねぎ畑が広がる場所にポツンとあった湯の川温泉。最近は目の前に「ワンともキャンプ場」という施設ができて賑やかになってきました。ワンちゃんを飼っている方はキャンプと温泉をセットで楽しむのもオススメです。
お昼時に入りに行くと私以外は近くに住むおばあちゃん達だけということも。受付のおばちゃまに「どっから来たんけ?」と、気さくに話しかけられたり、淡路訛りの会話を聞きながらお湯に浸かると身も心もほっこりしてきます。うずしお温泉“湯の川荘”は、凝った設備も何もない温泉だけど、私には淡路島ナンバー1の場所なのです。
うずしお温泉 湯の川荘
住所:南あわじ市伊加利1181番地1
Tel:0799-39-1126
営業時間:月・火・水・金曜日 10時~16時(受付は15時45分まで) 開館時間 :9時~17時
土・日曜日 10時~19時(受付は18時45分まで) 開館時間: 9時~19時30分
休館日:木曜日
料金:市外の方 中学生以上630円 3歳以上中学生未満310円 3歳未満無料 障害者手帳・療育手帳お持ちの方310円
市内の方 無料~310円
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小原 由美
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