こんにちは、ラディッシュ企画編集室クニマツです。京都に出掛けた時のお昼ごはんは何故かフレンチやイタリアン、カフェランチなどの洋食系になりがちで、今まで本格的な京料理を食べたことがありませんでした。今年の始めに家族会を行ったお店、 “京料理かじ” が私の京懐石デビューの場となりました。
京料理かじ
二条城の程近くに暖簾を掲げる “京料理かじ” では茶懐石のもてなしの精神を基本にした日本料理を提供。
旬の食材にこだわり、手間暇かけて作り出す美しい料理、そして盛りつける器や掛け軸、生け花・・・室礼にも日本の伝統美を感じます。店主の梶さんは和食の代表として「料理の鉄人」という番組に出演した経験の持ち主で、京都府の現代の名工にも選出されています。また、2021年には関西のグルメ雑誌「あまから手帖」にも掲載されました。
コース料理
“京料理かじ”では季節のコース料理「雪」6000円、「月」8000円、「花」10,000円の他、鍋コース、宴会コースなど、様々なお料理を提供。私がいただいたランチは四季(冬)の懐石コース(7500円)です。
梅の香りが爽やかな季節の食前酒で喉を潤した後に、器いっぱいに彩られた前菜が運ばれてきました。どれから食べようかと迷ってしまうほどの美しさ。梅の小枝が添えられているところなども素敵!
御煮物椀・・・椀の中に雪が舞っているよう。まるで一幅の絵。
お造り盛り合わせ・・・ひと口食べて鮮度の良さがわかりました。左の器は汲み上げ湯葉。
焼肴・・・旬の鰆の西京漬けは身がふっくらと柔らか。
揚げ物・・・海老やお芋の天ぷら。カラッとサクッと食べやすいサイズ。
中鉢はカニ豆腐・・・冬のランチならではのひと品です。
炊き合わせ・・・薄味の上品なお出汁が具材にしみ込んでいます。
御飯、香物、止椀・・・山椒ちりめんとお漬物で御飯が進みます。
水菓子・・・3種のアイスやシャーベットの中から選べます。季節のゼリーや果実、そしてあわがトッピングされています。私は酒粕アイスをチョイス。
店内
カウンターとテーブル席、個室、そして2階には宴会用の部屋もあります。
私達は2階の個室でいただきました。廊下の窓を開けると、小さな坪庭が見えます。接近した隣家の瓦屋根が遠くまで連なり、こういった佇まいにも「京都」を感じます。
※写真の一部を「京料理かじ」さんのHPより抜粋
まとめ
全ての料理に繊細な技と四季が詰め込まれた京懐石に大満足!歴史的寺社仏閣、桜、新緑、紅葉、雪景色・・・・風情溢れる古都で味わう京懐石は別格ですよ。
店舗案内
住所:京都市中京区丸太町通小川東入ル横鍛冶町112-19
営業時間:昼 12時~14時までの入店(営業最終時間15時30分まで)
夜 17時30分~21時までの入店(営業最終時間22時30分まで)
定休日:水曜日(11月末の水曜日は営業)
※京都三大祭りの日は営業
※4月第1水曜日は営業
※8月のお盆は営業
※水曜日が祭日の場合は営業
※10名様以上の場合は定休日でもご予約を承ります
アクセス:京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」4番出口より徒歩6分
京都市営地下鉄東西線「二条城駅」2番出口より徒歩10分
ラディッシュ講習
国松恭子
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