こんにちは、ラディッシュ企画編集室のタジマです。
結婚披露宴の参列者にサンクスギフトとして手渡されたのは新幹線が描かれたアイシングクッキー。新幹線とホームの間に落ちてしまった新婦と果敢に救出した新郎、運命的な出会いを果たした2人の思い出が丹精込めてデザインされている、、、。
エピソードをもとにクッキーを作っているのは砂糖装飾師の白井優子さん。アイシングクッキーの専門工房「Linea Blanca(リネア ブランカ)」を設立し神戸市北区を拠点に幅広く活躍されています。(上の作品は看板娘のローサちゃん)
可愛いだけでなくマニアックなまでに描き込まれたデザインにもらった人は思わず笑顔!!色鮮やかな砂糖で仕上げられたアーティスティックなクッキーは食べるのがもったいないほどです。
目次
- アイシングクッキーとは
- 小さなキャンバスに描かれたメルヘンチックな世界
- メンズライクもイチオシ!
- 美味しさにもこだわり地場産や国産の食材を吟味して使用
- まとめ
アイシングクッキーとは
砂糖や卵白を混ぜ合わせてペースト状にしたものをカラフルに着色し、焼いたクッキーの表面にデコレーションしたお洒落なお菓子。完成品はクリームが固まって表面がサラッとしているのでラッピングしやすく、結婚式や誕生日のプレゼントにぴったり!!
小さなキャンバスに描かれたメルヘンチックな世界
白井優子さん(砂糖装飾師)
「小さなキャンバスに自己表現することが楽しく、食べてなくなる儚さが愛おしいです」という白井さん。
ブライダルギフトでは、新郎新婦の馴れ初めやエピソードをじっくりと聞き二人の大切なシーンを描いていきます。ただ作るにとどまらず、受け取ったゲストの笑顔をイメージしながらデザインする彼女の作品には愛がいっぱい!!「お二人の幸せな門出に精一杯の祝福を込めて作ります」。さまざまな思いを形にできるのはオーダーメイドならでは。
メンズライクもイチオシ!
ブライダルのほか紅茶専門店での販売やHPからのオーダーも多く、最近はBMWやROSSOといった欧州車のイベントにも出店。メカニカルなものや恐竜などマニアックな作品も手掛け、クッキーとは思えない完成度の高さに男性からも好評です。
美味しさにもこだわり地場産や国産の食材を吟味して使用
「おいしくなければクッキーじゃない!!」見て楽しむだけでなく食べても本当に美味しいです。協会などには所属せず、独学で試作を繰り返し今の作風にたどり着いたそう。
「自分らしさを表現しながら喜んでもらえるものを創っているうちに世界感が広がってきました」遊びゴコロと自由な発想のもとにジャンルを問わず共感する人がどんどんつながり、さまざまな分野とのコラボイベントも行っています。これからどんな出会いが待っているのか、期待に胸を膨らませているキュートな白井さんです。
まとめ
依頼者の気持ちをくみ取り、とことん考え抜いて丁寧にクッキーに書き込んでいく。100個以上の注文でも手描きとは思えないほど、どれを見ても同じクオリティなのが驚きです。こんな可愛いクッキーなら食べずに飾っておきたいですよね!!
依頼者への思いが強すぎて、納品後、道端で偶然再会した時に思わず相手を抱き締めたことがあったとか。「とにかく喜んでもらえるものを!」そんな愛情のこもったアイシングクッキーをぜひ大切な人に贈ってみてはいかがですか(^v^)
ラディッシュ新聞 平成29年1・2月号「この人にスポット」に掲載
アイシングクッキーの専門工房「Linea Blanca」詳しくはこちら
田嶋 直子
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