ラディッシュ企画編集室クニマツです。以前、穴の開いたデニムを「ダーニング」というイギリスの手芸で補修しました。その時に、カラフルな糸を使う刺繍のような「装飾ダーニング」を知り、チャレンジしてみました。
装飾ダーニングって?
「ダーニング」は英語で繕いものという意味で、穴が開いてしまったセーターや靴下を針と糸を使って繕い、それ以上穴が広がらないようにする手法のこと。「装飾ダーニング」はただ穴を繕うだけではなく、見せる(映える)為にあえてカラフルな糸を使って補修する手法です。糸選びや配色にセンスが問われ、それがまた楽しいんです。
装飾ダーニング 《練習》
まずは家にあった麻の布に試作!刺繍枠を取り付けて赤、青、黄、緑・・・いろんな色の刺繍糸を刺していきます。手順は普通のダーニングと同じ。色とりどりの糸で横糸を刺し、全て刺し終わったら、縦糸を織物のように織り込んでいきます。縦糸は薄いグレーで統一。ところどころはあえて横糸だけのサテンステッチみたいにすれば、変化がああって面白い!!
刺繍枠を外してみました。
配色やバランスが結構難しいですが、「装飾ダーニング」めちゃくちゃ楽しいです!
装飾ダーニングやってみた!
デニムのポケット
練習した装飾ダーニングのデザインが可愛かったので、デニムのポケットを飾ってみようと思います。どこにも穴は開いていないから「ダーニング」とはいえませんが、私なりの「装飾ダーニング」です。横糸、縦糸・・・練習通りに刺していきます。
刺繍枠を外してみると、なかなかいい感じ!
デニムをはく度にワクワク気分が上がりそう!
シャツブラウス
市販のシャツブラウス(綿)の背中にも同じようなデザインの「装飾ダーニング」を!ところどころに刺繍のフレンチノットステッチを散りばめてみました。
春のお出かけにこのシャツを着るのが楽しみです。
虫食いのニット
「装飾ダーニング」の手法で可愛く補修することができます。
どこに穴が開いていたのか?・・・全くわからなくなりました。
まとめ
「装飾ダーニング」によってお洒落に蘇った洋服。カラフルな糸に気分が上がります。これからもせっせとちくちく作業を続けていきたいと思います。子ども服の繕いものには最適ですよ!
《関連記事》
【服の破れを修繕!イギリス発祥のダーニングという技法で】はコチラ

国松恭子
2000年からラディッシュ新聞企画編集室でお客様作りに励んでおります。
趣味はシルバーアクセサリーやレザークラフト、帯バッグ、ボタンのネックレス....。古い帯や着物のを見ると「何か素敵なものに再生できないかなー?」と手が動いてしまいます。
会社でイベントがある時はカッターナイフを手に段ボールをリメイク!
愛犬のジャックラッセル「アルちゃん」が癒し。

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