冬、自然界にエサが少ない季節になると、我が家の庭には野鳥がたくさん遊びに来ます。ペットボトルのバードフィーダーめがけ、次々に飛んでくるヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ジョウビタキ、スズメ…可愛い訪問者達を眺めるだけで、とても幸せな気分になります♪
小鳥が遊びに来てくれるような庭やベランダにするなら11月~3月の今がチャンス!ラディッシュ企画編集室のオハラが、小鳥たちを庭に招待する方法をお伝えしますね。
エサの選び方
鳥によって、それぞれ好むエサが違います。これは、リンゴを食べに来たメジロ。
★果物 メジロ・ウグイス・ヒヨドリ・ツグミ
★米やパンくず スズメ・キジバト・カワラヒワ
★ヒマワリの種 ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・カワラヒワ
★赤い木の実 ジョウビタキ・ヒヨドリ・ムクドリ
果物は少し実を多く残した芯のあたりだけでもOK!小鳥たちは市販のジュースも好きなんだそうですよ。
おすすめはヒマワリの種
我が家では、ホームセンターで気軽に買えるヒマワリの種 (3Kgで1000~1500円くらい)を用意しています。
麻の実 (200g300円ほど) を食べにきたヤマガラ
「可愛い小鳥に来て欲しいのに、うちに来るのは茶色くて大きいヒヨドリばっかり!」って言ってた近所の友達。半分に割ったミカンを木の枝に刺していたようですが、ヒマワリの種に変えると効果テキメンで、ヤマガラが来るようになったそうです。
不用品だけで作れる簡単バードフィーダー
用意する物:ペットボトル・とまり木用の枝(写真は使い古しの菜箸)・針金・ひも・千枚通し
ペットボトルの底中央に千枚通しで穴を開け針金を通します。針金の先はストッパーになるよう丸めます。
とまり木用の枝を十字に交差させ てペットボトルの下にくくりつけます。
後は、とまり木の場所あたりに、エサの取り出し口用の穴を開けるだけ。肝心なのは、開ける穴の大きさ。エサが取り出しやすいと、アッという間にペットボトルが空になります。大盤振る舞いしてやりたいところですが、我が家ではちょっとだけ細目の穴にしています。(生態系を守るために、エサを与えすぎるのもよくないと言われています)
バードフィーダーの設置場所は、危険を察知した鳥がすぐ茂みに隠れられるように、木のそばなどがいいようです。でも段々慣れてくると窓のすぐ近くでも大丈夫!うちに来る子らは、カーテンが開いて人の気配がしていても、へっちゃらになりました。
シジュウカラが家の中を覗いてる…!?
バードバスで春から秋も楽しもう!
春から秋にかけてのエサが豊富にある季節は、バードバスを用意するのがオススメです。一日に何度も水浴びをする野鳥は、常に水のある所を探しています。きれいな水を一年中用意していれば、すぐにやってきますよ。
水浴びには、鉢や水盤など浅めのお皿が適しているようですが、我が家では実家にあった古い火鉢を使っています。ちょっと洒落てアジサイの花を添えてみました。
まとめ
コロナ禍でなかなか誰にも会えない今、庭に来てくれる小さな訪問者に心癒されます。モヒカン模様のヤマガラは食欲旺盛なやんちゃ坊主、ネクタイ模様のシジュウカラは慎重な怖がり屋、スズメ御一行はピーチクパーチクといつもにぎやかに。鳥たちの性格の違いが垣間見えるのも楽しいです。充実したおうち時間を過ごす為に、みなさんもぜひ “窓越しのバードウォッチング” にトライしてみて下さいね!

小原 由美

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