【植物画】こうやぼうき~万葉の時代から箒として使われていた~

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四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」~心あたたまるメッセージをあなたに!
※ブログの最後にお知らせがあります。

こうやぼうき(高野箒) Pertya scandens

キク科コウヤボウキ属 花期:10~11月

《文中より抜粋》
落葉低木。キク科で木本というのは数少ない。ほとんどが草本。丈50~60㎝。花期10~11月。仲間にながばのこうやぼうきがある。花がピンク色っぽく見えるのはピンク色の冠毛のせいとわかった。葉にまばらなきょ歯あり。筒状のつぼみが深く5つに裂けくるくるとそりかえる。つぼみが12~13コ集まって花をつくっている。葉の感触はあったかい。高野山でホウキにしたことからこの名がある。散歩道でこの花を見ると今年も残り少なくなったと思う。今回は花がどうなっているのか調べたくて花を3つくらいバラバラにした、ゴメンナサイ。

《ラディッシュ企画編集室より》
古くからほうきの材料に使われていた「こうやぼうき」。花までほうきの形に似ていて、枝先に白いほうきをひっくり返したような花が咲くそうですよ。

作者 浜口のぞみさん 神戸市在住

「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。

《浜口さんの植物観察写真》2024年10月神戸市北区にて撮影

(写真上)左からナツフジ、ヒガンバナ、キクイモ
(写真下)左からムラサキシキブの果実、ガウラ、アキノノゲシ

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田嶋 直子

トムコ西鈴蘭台店・ラディッシュ企画編集室でイベントの開催、ラディッシュ新聞の発行をさせていただいています。今一番熱中しているのは、吹奏楽部でトロンボーンを演奏する娘とサッカーやスポーツで頑張る息子の応援。そして愛犬「ミク」のアレルギーの克服に奮闘中です。
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