四季折々に咲く草花を描き、コメントを添える「のはらからのたより」~心あたたまるメッセージをあなたに!
だいもんじそう(大文字草) Saxifraga fortunei var. alpina
別名:トウホクダイモンジソウ ユキノシタ科ユキノシタ属 多年草 花期:9~11月
《文中より抜粋》
暖かい秋の日が続く。近所の門の上にこの花が鉢で元気に咲いている。白とうすピンクの2種類が同居しているので丈の短いほうを選ぶ。名前の由来は花の形が大の文字に似ているから。白い花は丈が高く25㎝位。だいもんじそうは変異が多く園芸種もある。この花はかつて杣谷やびょうぶ谷で見る。夏の終わりから秋にかけて。花の中心に花柱が2本ある(めしべ)、おしべは10本。果実の形は白花とピンクの花とで形がちがう。今度、春のユキノシタの花のまん中がどうなっているのか見てみよう!!
《ラディッシュ企画編集室より》
5枚の花弁のうち、3枚が短く2枚が長いので花が咲いた時「大」の字のように見えるんですね。花によっては「人」の字に見えることも!探してみるのも楽しそうですね。
作者 浜口のぞみさん 神戸市在住
「草花の名前の由来や特質、花や実を食べる鳥や虫のこと…。環境や自然、歴史など、絵を描きながら連鎖的に様々な分野のことがわかってくるところが面白いです」。『のはらからのたより』と題する手描きの植物画は2000年から20年間(株)トムコが発行する情報紙に連載されました。
《浜口さんの植物観察写真》2021年初秋 神戸市北区にて撮影上左:センニンソウ 上右:ネコハギ
下左:アキノノゲシ 下右:ノブドウ
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運営は大阪ガスサービスショップの株式会社トムコによるものです。
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