年末調整

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12月に入って「今年も残すところ」とカウントダウンが始まりました。毎年この時期は総務・人事チームも大忙し。なぜかと言うと、12月の給与に加え「年末調整」なるものがあるから。通常の業務も進めながら、年末調整用の書類を配布し回収して計算する。もちろん間違いのないように確認をしながら。会社勤めの方やその奥様にとっては、記入しなければならない項目が多く、書類を作成するまでの作業で大変な思いをしているかもしれませんね。今回はそんな「年末調整」の裏側についてお伝えします。

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目次

  • 「年末調整」って何
  • 必要な書類とは?
  • 103万円の壁って?
  • <参考>配偶者特別控除で控除される「所得税」の金額
  • まとめ

「年末調整」って何?

企業では、給与を支払う際に所得税の源泉徴収を行っていますが、その年1年間に給与から天引きした合計額は、必ずしもその人が1年間に納める税額ではありません。このため、1年間に源泉徴収をした所得税の合計額と1年間に納める所得税一致させる必要があります。この手続が「年末調整」です。

何が必要?

トムコでは昨年に記入した申告書を確認するため、3枚の書類を渡します。

  1. 「平成28年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」
  2. 「平成28年分 給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書」
  3. 「平成29年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」

控除を受けるためには

  • 保険会社から送付される生命保険料、損害保険料控除を証明するハガキ
  • 個人型の確定拠出年金の掛け金を証明する書類
  • 国民年金や国民健康保険などの社会保険料を証明する書類
  • 配偶者特別控除に必要な配偶者の収入証明(源泉徴収票など)
  • 前職での源泉徴収票(中途採用の方)
  • 住宅ローン控除に必要な書類(住宅借入金等特別控除証明書、申告書、借入金の年末残高等証明書)
  • 医療費控除に必要な医療費や交通費などを証明する領収証

以上の書類が必要です。

103万円の壁って?

103万円の壁というのは、配偶者控除の要件として定められている金額で、お給料の年収が合計103万円以下であれば、配偶者控除を受けることができます。パートの配偶者の年間の所得から38万円を差し引いて、税金が課せられることになります。103万円を超えて、配偶者控除が適用されなくなると、「配偶者特別控除」の対象となり、配偶者の所得が多くなると、差し引かれる額が38万円から段階的に減ることになります。

<参考>配偶者特別控除により控除される「所得税」の金額

  • 103万円超~105万円未満:38万
  • 105万円以上~110万円未満:36万
  • 110万円以上~115万円未満:31万
  • 115万円以上~120万円未満:26万
  • 120万円以上~125万円未満:21万
  • 125万円以上~130万円未満:16万
  • 130万円以上~135万円未満:11万
  • 135万円以上~140万円未満:6万
  • 140万円以上~141万円未満:3万

お給料の年収が141万円以上の主婦の場合、旦那さんの配偶者控除・配偶者特別控除を適用することはできなくなります。主婦は自分で住民税と所得税を納めなければならなくなるんですね。

政府は年明けの通常国会に法律改正案を提出して、18年1月から控除を満額受けられる配偶者のパート年収の上限を「103万円以下」から「150万円以下」に引き上げる方向で調整されているそうです。財務省によると、「150万円以下」、新たに控除の対象となる夫婦子ども2人のパート世帯で、世帯主の年収が500万円なら住民税分も含めて年5・2万円の減税になるようです。

まとめ

1年間を通して一か所のところで勤務している場合は年末調整のみで確定申告の必要はありませんが、複数個所で勤務していたり、転職の間の期間が長い場合は確定申告の必要性があるので、それぞれ確認が必要です。もし年末調整の手続きの後に保険料の証明書が出てきたら、確定申告をすれば大丈夫です。還付の確定申告では、5年間さかのぼって申告をすることができます。

毎年のことで、書類を提出するだけになりがちですが、ここ最近は毎年のように法律が変わってるので、必要以上の税金を納めることがないように、個々に確認する必要があります。ちなみに、担当でもわからない場合はどうしてるかといいますと、税務署に直接聞きます。ネットで調べてあれこれ考えるより電話で聞くのが一番早いです。

 

※本記事は一般的な情報で、法律の改正や、個人の状況により実際の結果がことなることがありますので、内容についてはご自身で専門家等にご確認ください。

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